実に20年振り5回目の訪京。
今回の目的は二つ。 一つ目は、鞍馬寺で写経の奉納。 二つ目は、風音さんの『望年おとだまライブ〜in大善院』。
17日深夜、横浜から京都を目指し深夜バスで発った。翌朝6:45、定刻通り京都駅に着。関西在住の友人とおち合う。
新発見! 京都駅の公衆トイレには ペーパーが設置されてない!!
さすがだ??…京都。 思いつつ慌てた×××
朝食後、鞍馬を目指す。
まず手始めに『京都フリーパス』一日乗車券2000円也を購入。一日の電車・バスの足を確保……安心。
地下鉄と叡山電車を乗り継いで、鞍馬に到着。
仁王門の傍にある建物の中で、法話を拝聴。写経は、不慣れな筆運びで思いのほか時間がかかってしまい、お昼をだいぶ回ってしまった。
基本ノープラン。ボンヤリ考えていた 由岐神社〜鞍馬寺金堂〜霊宝殿〜奥の院は諦め、川向こうの貴船神社に進路変更。
貴船口駅までひと駅乗車、ゆるゆると貴船川沿いの道をゆくと、まず貴船神社本宮。
下調べもなく来てみたら、思いがけず『水の神さま』。
今回は実家でお留守番?の息子(6)は、時折「ボクとお母ちゃんは『水の子』なんだよ」と 不思議発言をするが、本当に行く先々で 水 のご縁がある。 水占みくじ(ご神水に浸すおみくじ)してみた。
「貴船」は「氣生根」とも書かれるそうで、大地の「気」の生ずるところ。 万物の命の源である 水 は、地を そして訪れる人々の心を潤している。
見上げる木立の 凛と涼やかな「水と大地の気」を胸いっぱい吸い込んだ。
本宮〜中宮〜奥宮へとゆるゆる進み、相生の杉、船形石、連理の杉(※)など観て歩く。
※連理の杉(御神木):杉と楓が和合・共生している大変珍しいもの。連理とは、別々の木が重なって一つになる意味のもので夫婦・男女の仲睦まじいことを云うそうな。
貴船をあとに、再び叡山電車〜地下鉄〜バスを乗り継ぎ、左京区は哲学の道近くに 今宵の宿を目指して移動。
チェックイン後は、鴨川べりを散歩したりしつつ、日暮れの嵐山へ「花灯路」を観に向かう。
京都フリーパス、フル活用で市中を縦横無尽に行く…ちょっと快感。。。
途中 太秦付近で夕食にする。大映通りに気になるお店を発見…
「Kitchen Studio Shin」特に目立つ看板でもなく、お品書きもお値段もわからない…ただ、信頼のおける農家の食材による創作料理というのに惹かれ……えぃっっ冒険だ

…ったら、なんと、絶ッ品の美味しさ


のんびり舌鼓をうっている間に、花灯路の時間に間に合わなくなってしまったが、渡月橋をゆるゆる散歩。
心身の引き締まるような 夜風も心地よし…京都の一日目。。。
<其の2へ続く>