2010年12月22日

京都を訪ねて 其の2

12月19日、京都の二日目。
今日は風音さんの『望年おとだまライブ〜in大善院』。
予定の14時まで、ノープランで宿周辺 銀閣寺〜岡崎〜東山エリアを散策。

京都は寺社が多いだけに『精神世界の入口』が其処此処にある。
あれこれ巡ると疲弊してしまうことも考えられるので、敢えてノープラン。
気の向くままに行くがよろしい、と。

法然院〜哲学の道〜若王子神社〜永観堂〜南禅寺三門〜琵琶湖疎水インクライン〜蹴上駅
門前を通りすぎ、ゆるゆる歩くだけでも 色々思いは巡るもの。
幸いの好天、汗ばむほどの陽気に恵まれた。
CIMG0074.JPG

昼食を済ませ、午後はいよいよ大善院に向かう。
ゆるゆる歩きの古都の風情から一転して、現代の時間の流れる四条通り。
烏丸から河原町へ向かい柳馬場通りを南へ折れてゆくと、辿りついた。

迎えてくださった 風音〜kazaotoさん。
Twitterで知り合ったけれど、直接お会いするのは初めて。
でも、思った通りの気さくな方。素朴な土の香りがする。
実家のある厚木市七沢、息子も此の地の保育園児だが、
音霊つかい風音さんの七沢笛は まさにこの七沢生まれなのだ。
CIMG0077.JPG
ライブが始まった。
明りを消した御堂で七沢笛ほか民族楽器の響きに ユンイさんの天の声が共鳴して、静かに地中深く根を伸ばし、瞑想へと導いてくれた。
天と己と地と、力強く温かいものが光になってつながる感覚。…静かに静かに喜びの中にいた。
後半に聴衆全員が参加して、七沢笛を奏でる。
素朴な土の響き。大地の聲が身体に共鳴して天空へ呼びかける。
カラダが響く……音楽をやめて20余年、芝居をやめて10余年、その感触の懐かしさで胸が熱くなった。
ライブが終わり、風音さんユンイさん、出逢った人たちにお別れをして、お寺を去る。

深夜、東へ向かう夜行バスに乗り込み、帰路。
リーズナブルで狭いバスに揺られ、浅い眠りの中 早朝の新宿に着いた。
そのまま午前の仕事に就いたが、心は軽い。

いま、ここに、在ることを改めて自分に知らせる旅となった京都。
再び、そして今この時も     〜 感 謝 〜

京都で出逢ったすべてに。
posted by amico at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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